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【私を救ったエピソード2】ストレス解消法と過去の自分からの脱却

日々の生活の中でどのくらいのストレスを感じているでしょうか?
小さなストレスから大きなストレスまで何かしらのストレスを感じながら人は生活しています。
目に見えないストレスというものにこんなにダメージを受ける?と思うと
かなり怖いです。
ストレスで体調を崩したり、人生に絶望感を持ったり、本当に恐ろしいです。
私自身も体調を崩したその一人です。
ストレス解消の為にあらゆることを試してきましたが、色々な経験をすることによって
自分を前向きに向上させていくことを目標とし、現在まで頑張ってきた?ことを書いてみました。
色々同じような悩みや迷いを持つ方に少しでも自分も頑張るぞ!!という思いが伝わればいいなと思っています。

私は20歳のときまで、どちらかと言えばのんびりした性格でした。
特に困った事も無く、また何不自由することも無く、家族にも甘え、言い方が悪いかもしれませんがお気楽なOL生活を送っていました。
職場環境も良く、人間関係も良く、仕事もプライベートも
充実していました。
充実し過ぎてある意味怖いくらいでしたが、その当時の私は
そんなことも特に思わず当たり前だと思っていました。

そんな矢先、お気楽な生活が一転。
家族が病に倒れ、生活が逆転することになってしまいました。
当時私はまだ若く、家事は全て親まかせ。
自分で家事をこなすことが
お恥ずかしい話、何も出来ませんでした。
もちろん、ご飯も作ったこともなく、料理を習いに行っていた先輩のことも
どこか小馬鹿にさえしていました。
罰でも当たったかな?と本当に思いました。
でも、出来ないからしないとは言っていられない状態にもなりました。
家族のこれから先のことにも不安を感じ、どこまでの回復が出来るのか?
どこまでの介護が必要なのか?
言い出したら不安しかありませんでした。

私は勤めていた会社を退職し、家族の為に家を守るという選択をしたときは
先のことは考えられない、いや考えたくはありませんでした。
慣れないことも自分なりに毎日試行錯誤の繰り返しの中で
同世代の友達は海外旅行やスノボに行って楽しんでいるのを見て
なぜ自分が今の立場に居るのか?と若い自分にはかなりの葛藤がありました。
自分の人生のこれからのことを考えるだけでも気が狂いそうな程、ストレスは溜まる一方でした。

家事は徐々に出来るようになり、家族の介護もしつつある中で
このままでは自分が社会復帰出来るのか?という不安と
自分がこれから何をしたいのか?何が出来るのか?と
ずっと考えるようになり、家族を介護しつつ
色々と自分なりに考え
やりたいと思ったことが、バリアフリーについて
勉強したいと強く思ったことでした。

一言でバリアフリーと言っても
色々なバリアフリーがあります。
私が勉強したいなぁと
思ったことが建築のバリアフリーでした。
段差を無くすことやスロープを付けることで
車椅子の人や身体の不自由な人がより良く生活出来るような
そんな漠然としたことを考え、建築の基礎知識を
学びたい、また自分の家でも学んだことを活かせたらという
くらいのレベルでした。
特に家や建築物を建てたいと思った事は無く、ただただ
基本の建築を学びたいと思いつつも
家族の介護も重なり、時間的にも時間の余裕もありません。
そこで夜学の建築学部を見つけ、早速通う事にしました。

夜学に通っている生徒は年齢的にも幅広く、若い子から
おじいちゃんまで
目的はみんな建築を学ぶという同じ目標でした。
そこで出会ったのが、自分のお母さんよりも歳上の女性でした。
私も20代後半、それでも勉強を始めることはその当時遅いくらいだと思っていたのに
まさかおばさまが同じところにいる?と
かなりビックリしました。
この女性がこれから先の自分の在り方を変えるとはその時思いもしませんでした。

彼女は誰よりも勉強をして、疑問点はとことん先生に食いつく。
何故そうなるのか?納得するまでは引かない。
先生もタジタジしてしまうくらいの熱心さ。
いつも前向きでポジティブ。

おばさんやのに・・?と思うことが逆に失礼なくらいでした。
彼女はやりたい!!と思うことは率先して時間を作り
その当時もパラグライダーがしたい!!と思ったら
休日にはパラグライダーを習って空を飛んでいました(笑)。
そこまでのポジティブさが私にはその当時は欠乏していて
いつもビックリすることばかり。
それに比べ、私はあれが出来ない、これが出来ない、時間が無い・・と自分に言い訳ばかり。
そんな自分にも飽き飽きしていました。
彼女はその時、私にもハッキリと
「何が出来ないの?歳を取ったら出来ないの?
それは理屈よ。やろうとしていないだけじゃない?
やってみてダメだったら考えたらいいじゃない?
歳なんて関係ないのよ。やろうと思ったときが大事なのよ。」
と言われた言葉が本当に胸に沁みました。
確かに、彼女を見ると歳なんて関係ない。
やる気の問題。
自分がまだ甘い考えや逃げ口を持っていたようで本当に恥ずかしくなりました。

その後、2年間の夜学で勉強を共にし、卒業してからの現在も
自分のお母さんがもう1人居る感覚で
とても仲良くしています。
彼女はその後もチャレンジ出来ることはどんどんチャレンジして、1人で
海外旅行もぶらりと行き、人生を楽しむ為、お金を得る為に仕事をしていると言っていました。
私が仕事などで弱って落ち込んでいるとき、彼女と話をすると
いつも晴れやかな気持ちになり
いつもパワーをもらっています。

彼女に会うまでは、自分の甘ったれた感覚で言い訳ばかりの逃げ口を探して
いたようにも思います。
歳だから何も出来ないとか、事を始めることが遅すぎるとか
勝手な自分の物差しで判断していたなぁと反省しました。

それからは自分の有効な時間を作り、自分がやりたいと思うことにも
チャレンジしました。
建築の資格も取得して就職もしました。
それと彼女との出会いから
人との出会いは本当に大事にするようになりました。
先入観も最初から持たないようにもしました。

仕事をしていると職場環境によってストレスは多くも少なくも
あります。
仕事のストレスから眠れないこともありますし、
体に支障をきたす人もいらっしゃいます。
私も常にストレスとは友達でした。
仕事でパンパンになっている時ほど
たまに気分転換で出掛けたとき、出先でふとフラッシュバックのように
仕事のことを思い出し、うわぁっと不安になることもありました。

そんな時に職場の同僚が決まって
大丈夫、大丈夫って言うのですが、同僚が大丈夫を2回言う時は
大概ヤバイ時が多く、余計に不安になることもありました(笑)

ただ、自分と違うタイプの人と一緒に仕事をしていると
たったこの一言で一瞬でも
気が晴れたりすることもあるんです。
男性ばかりの同僚でしたが、本当に救われることは
多かったです。
やっぱり人間関係も大事やなぁ
言葉も大事やなぁと
本当に思いました。
言葉1つ掛けられるだけで、人は穏やかな気持ちになったり
逆に腹が立つこともあるのですから特に職場の人間関係は
今自分がこうしてあるのは自分1人だけの力ではない
ことを改めて思い知らされます。
仕事関係でも色々な人と出会いましたが
ビジネスパートナーも何かしらの自分の財産になると思います。
ただ、人に流され過ぎず自分がブレないこと、自分の感性を
大事にすることは忘れないようにしていきたいと思います。
良くも悪くも色々な経験をして、人から学ぶことも影響されることも
ありますが、絶対にこうでないといけないという考えは捨てて
仕事を抱え過ぎて身体を壊してしまいそうなら
身体を壊す前に手放して逃亡してもいいのではないかとも
思います。(無責任かもしれませんが・・)
何と言っても自分自身のことは大事にしないと。

私自身、ストレス発散する方法や改善する方法を
ずっと模索してきました。
ストレスという目の見えないもので体も壊したこともあります。
体力トレーニングをして汗を流すとか、趣味に没頭するとか
ペットと触れ合うとか
ストレス発散についてはどれも月並みのことしか記載されていませんが
私の場合はそれだけのことだけでは全くのストレス発散にすらならなかった。
それよりも自己啓発、自分の在り方、彼女に習った
ポジティブシンキングな考え方、自分にきちんと向かい合うことで
まず自分も変わらなくてはいけないことが
重要ではないかと思いました。
自分が変われば周りも変わります。
引きこもるよりもより人と出会って刺激を受けることが
何よりのビタミンになるかとも思います。
出来ればストレスフリーが理想ですが、人間はやっぱり弱い生き物です。
自分を見失うことなく、自分の価値観も大事にすること
自分ときちんと向かい合うこと
自分があるのは自分だけの力ではないことで人の恩を深く感じることで
少しでも現状から進化出来るように私はこれからも
生きていきたいと思います。