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ブラック企業 体験談

【会社辞めたいエピソード30】私が体験した不動産業界のブラック企業

はじめまして、とよとよと申します。

私は山口県に在住している24歳の男性です。

私は高校卒業後に工場で働き、その後は接客業、派遣社員、営業職、さまざまな仕事を行ってきました。

ここでは何度も転職を繰り返し、不動産のリフォームの仕事に転職をしたときの体験談をお話します。

この不動産リフォーム会社は相当なブラック企業でした。

まずは会社の概要を紹介していきます。

会社の概要

従業員32名

事業内容
戸建・マンション・店舗等の設計、施工

資本金 1000万円

事業所 3店舗(福岡県2店舗・山口県1店舗)

私は本社ではなく新設された事業所で働くこととなりました。(山口県の店舗)

朝は全体で朝礼を行います。

司会者が進行を進めます。

流れはビジネス雑誌みたいなものを読みその感想を司会者と司会者に当てられた人が発表します。

司会者は順番で行っていました。

そして社訓を大声で言います。

この朝礼では発表をするとき噛んだりすると社長に怒鳴られることもあり最悪でした。

朝礼からブラック企業ということがわかるような内容でした。

次は私がブラック企業だと思った内容をいくつか紹介していきます。

①未経験なのに文句を言われ、解雇

先ほどもお話しましたが私はこの仕事をする前には工場や営業の仕事職などで働いていたため、不動産リフォームの知識や技術などはまったくありませんでした。

この不動産リフォームの求人はハローワークで見つけました。

応募した理由は未経験でも応募可能で休日もたくさんありそうな求人だったからです。

何度も転職を繰り返していたので妥協したというところも正直ありました。

今では条件が良すぎてあやしかったと反省しています。

内定をもらったあとに実際に働いてみると最初は先輩に同行し作業をするという形でした。

一応正社員としての採用でしたが、未経験でしたので使用期間もあり3ヶ月は先輩に同行し業務を覚えるという条件でした。

その後に仕事などになんの問題もなければ正社員として正式に採用という形でした。

しかし、作業などをはじめてすぐに私は気がつきました。到底3ヶ月では覚えれない仕事内容だということです。

周りの人たちを見ても多くの人がリフォーム関係の経験者たちでした。

案の定私は中々仕事を覚えることができずに毎日苦労しました。

入社して数ヵ月が経過すると他の先輩たちから「まだこんなこともできないの」と文句言われることも多々ありました。

それは先輩方だけではなく上司からも言われたのです。

そして入社して3ヶ月がたとうとしていたある日最大の事件が起きました。

いつも同行していた先輩が休みの日に私は他の社員の方に同行しました。

するとその先輩から強烈なことを言われたのです。

「そんなこともできないの?真面目にやれ」衝撃の内容でした。

次の日に本社に私と指導してくれている先輩は呼ばれました。

上司からはもうすぐ3ヶ月だがどうといった内容でした。

私は「もうすぐ1人で作業できそう」と答えました。

すると上司は「いろいろと噂になっている、全然仕事できないんだよね?」と言ってきました。

私は「そんなことないです」と言い返しました。

しかし、上司はできないの一点張り。

「とりあえずがんばって」と言われ上司との話は終わりました。

その日の夕方にまた新たなる事件が発生しました。

事業所の上司から封筒をもらったのです。

そこに書かれていた内容は「解雇」という二文字でした。

理由はやはり能力不足でした。

それは3ヶ月の時点での出来事です。

納得がいかず社長に直訴しましたが話すらしてもらえず、しょうがなく承諾しなければなりませんでした。

退職後に私が制服を返しにいくと事務の人からとんでもない情報を教えてもらえました。

退職理由は能力不足ではなく不景気によるもの。

3ヶ月経過後に昇給があるから解雇して新しい人を雇ったといった内容でした。

それが今までに何度もあった様子。

相当腹が立つ理由での解雇となってしまいました。

②残業代について

この会社では残業代は支給されていました。

この点は良いところだと思います。

しかし、おかしい点が1つだけありました。

3時間を超える残業代は支給されないという点です。

定時は8時30分〜17時30分でした。

もし残業をした場合には20時30分までしか残業代が支給されないということです。

それ以降はもちろんサービス残業です。

3時間残業はザラにありましたのでありえませんでした。

③入社後すぐに長時間残業

先ほどの3時間残業がザラにあったという内容についてお話していきます。

入社した当日に社長から言われたのは「仕事に慣れるまでは定時で帰るように」そのような内容でした。

最初の1週間くらいは定時で帰ることができ、いい会社だと思っていました。

しかし少しずつ残業が発生し入社1ヶ月後くらいには毎日3時間残業でした。

2ヶ月目には月に100時間程度になりました。

相当体力的にきつかったです。

しかもサービス残業は40時間くらいでした。

長時間残業ですが社長に呼び出され怒られたこともあります。

「定時で帰るようにといったのになんでするのか」と言われました。

先輩に同行して同じ車で行っているので帰れない状態なのです。

そういう状況で怒られたのはありえない会社だと思いました。

④多忙過ぎる仕事内容について

リフォーム業の仕事内容は多忙過ぎました。

私は最初先輩に同行をした日に仕事内容が多すぎることに気がつきました。

先輩が持っている仕事は10件で、これが基本的な件数だと言っていました。

これは普通に定時で帰れないという内容でした。

明らかに負担が多く休日出勤もしないといけませんでした。

また、納期が近いものなども多く毎日お昼休憩もほとんど取れず移動しながら食べたりするという状況でした。

現場に到着し、車から降りるときにはもちろん走って移動です。

現場でもドタバタ作業でした。教えてもらえることもほとんどされずにできることをひたすら毎日行っていく日々でした。

⑤休日出勤について

休日出勤ですがもちろんほとんど毎回です。

逆に休みをもらえるというのがありえないくらいでした。

土曜日は基本的には出勤、日曜日も月に2,3回は出勤していました。

入社したての私がこの程度休日出勤するというのはありえないと思いました。

先輩方の中には3ヶ月休んでいないというような人もいました。

また、その中には休日出勤をしすぎて社長に怒られてサービスで出勤した人もいるくらいでした。

ちなみに私が勤務していた会社は週休2日制で月〜金までが出勤日、土日が休みという形態です。

⑥交通費について

私は山口県と福岡の県境付近に住んでいました。

本社や現場は福岡県にあり福岡県に行く際にはお金を払い橋を渡らないといけない状況でした。

同じ事業所で働いていた先輩は福岡県に住んでいたため、直接現場にいくこともありました。

私はそのような時は自家用車で行っていました。

しかし交通費がでないのです。

いつもの会社までの出勤と同じ交通費です。

しかも普段よりも早く起きないといけなく大変でした。

まとめ

今回の転職で不動産のリフォームの業はとても仕事内容が多く残業もたくさん発生することが分かりました。

転職ではあまりおすすめできないでしょう。

特に私のように未経験の募集の場合には特に注意した方が良いでしょう。

また、完全週休2日制であってもやはりこの業界は忙しいことが多く休日出勤も多くあります。

休みはないと考えておくべきです。