これを励みに記事を更新しております。 是非、記事を読む前に応援クリックをお願いします(*ノωノ)
転職活動ランキング
プレミアムライター

【ウサン臭い】ブラック経験豊富なパイセンから「ちょっとだけ役に立つかもしれない」ブラック会社発見法聞いてみない?.part①~求人情報サイト&企業口コミサイト編~

「聞きたくない」と言われてもしゃべっちゃう! 身の回りにいると相当ウザーいrobinです。

早速ですが聞いてくれ!(やっぱりウザーい)
以前には何をトチ狂ったかブラック会社に人を勧誘するような犯罪まがいの記事も書きましたが、ある真実に気づいてしまいました。
どうやらブラック会社には、入らなくて済むなら初めから入んないほうがいいみたいです。(とっくに知ってたわ)

まあ本当に人間には色々いるんで、ブラック会社向きっていう人(robinがそのど真ん中)がいるのも事実ではあるんですが、それって「ギャングに向いてる」とか「詐欺師に向いてる」って言われてるようなもんなんで狙わなくていい勲章です。

そんなわけでブラック会社に「か弱き仔羊たち」を引きずりこむことを諦めたrobinが、ブラック会社入社を回避する方法を、自分の経験をベースに「主観丸出し」で惜しみなく提供していきたいと思います。(とってもうさん臭ーい)

1回目の今回は「求人情報サイト&企業口コミサイト編」。
転職活動をスタートする時にまずお世話になるであろうこの2つにフューチャーして「ブラック会社」を見分ける方法をrobinなりに掘り下げていこうと思います。

■【信頼度30%】求人情報サイトの記事の読み方教えちゃる

まずはじめは王道のこれ。転職する際の最も一般的な入り口である「リクナビNEXT」「マイナビ」「DODA」などの求人情報サイトについて話していきましょう。

これら転職サイトには実に多くの求人情報が掲載されていて、誰でも手軽に全ての求人に応募することが可能ですが、もちろんブラック会社もこの中にウヨウヨと潜んでいます。というよりも「主な生息地」です。

本当に経営が苦しく「図らずもブラック化してしまった企業」であれば、お金がかからないハローワークでの人員募集に流れていきますが、「人員なんて使い捨ての歯車じゃあ」思想の本気のブラック会社は、短期で人を集めやすいこれらのサイトを中心に人材確保を行ってるのです。

しかし、その中からホワイト会社とブラック会社を見分けるのは至難の技。なんせ「リクナビNEXT」「DODA」「マイナビ」の担当者たちはさすが求人のプロ、どんなブラックな会社であってもいいところを見つけ出して、魅力のある会社のような記事に仕立て上げますから。(褒め言葉ですよ!念のため!)

実際にrobinもブラック会社で何度も採用担当として求人サイトの担当者と話してきましたが、こちらが苦笑いするような会社の現状を吐露したところでどこの記事でも「残業100時間」「社長の恫喝で社員廃人」なんて掲載されたことありません。
「それだけ残業が多くても続けられるってことは仕事に大変やりがいがあるとか、社長に魅力があるってことですよね」と黒を白に塗り替える能力ハンパありません。

ただここで「見分けるの絶対に無理だわ」というように諦めることもありません。彼らはただの「ほめ上手」なだけであって「嘘つき」ではありません。職業モラルは非常に高いプロなので嘘は書かないんです。
そう考えると活路が見出せます。白を真っ黒に塗りつぶすのは簡単でも、黒を白に塗り替えようとするのは限界がありますからね。

実は「嘘をつかずに褒めにくいものを褒める」って相当高いスキルが必要で、どんなにうまく褒めようとしても「ちょっとニュアンスがおかしくなる」んですよね。例えば女友達から友達の女の子を紹介してもらう時「愛嬌があって一緒にいると安心する子」って紹介された時の妙な不安感。簡単に言うとそんなイメージです。

つまり求人情報サイトの膨大な情報の中から「隠された真実をどう読み解くか」というのがブラック会社発見のの大きなキーワードとなってくるんです。
以下でその「隠された真実」をあぶり出すための2つのやり方をお教えしていきましょう!

★プロの無理を暴く方法その1「裏読み法」

「自分の長所&短所って何だろう」と悩んだことありませんか。これ自分の「長所」もしくは「短所」のどちらか一方だけでも思いつけば意外と簡単に探せます。なぜなら人の「長所と短所は表裏一体」であることが多いからなんです。
例えば「気さくで誰とでもすぐ仲良くなれる」人の短所は「他人のテリトリーに土足で踏み込んでしまう」だったりしますし、「冷静で分析が的確」な人の短所は「理屈屋で堅苦しい」ってことになりますよね。

つまり一見メリットに見える言葉の裏にこそ、隠したい言葉が隠されている可能性があるってことなんです。

例えば「残業月10時間以内年間休日125日充実のワークライフバランス」これが見出しだった場合その裏側は「残業や休日出勤するほど仕事はないよ、残業代稼げないよ」ということになるのでこれはNOブラック。(そうは言いながらもサービス残業させたり無償の休日出勤させる会社もあるのも事実ですが、求人情報サイト側には発信者としての責任がありますし、企業側もあまりに露骨な印象操作をしすぎると「採用後即退社」ってことになりかねないので、そこまでの裏読みは不要でしょう)

では「○○業界の知識が全部身につく!27歳で課長クラスも!頑張り次第でどんどん昇進可能」はどうでしょうか。これの裏側は「30歳以上のメンバーが定着しないor働きにくい会社なのかもしれない。実績が評価に直結=実績が芳しくないと厳しい評価もありうる。業界の知識全体が理解できてしまうほど幅広い業務を受け持たなければならない」という解釈ができるのでブラックの可能性を疑ったほうがいい会社になります。
※もちろんその後の文章でこれらの懸念を払拭させてくれるパターンもありますので、あくまで全体を通して推測することが重要ですよ!

このように文章に書かれた表の意味だけにとらわれず裏側に隠れた意味を理解することで自分にマッチする会社を選別、つまりブラック会社を排除できる確率は高まるんです。

★プロの無理を暴く方法その2「違和感ワード法」

大手求人情報サイトの記事には、その会社のイメージが端的に伝わるように「3つのポイント」だったり「先輩社員の声」みたいな形で入社後のメリットや働き方のイメージを3~4つにまとめて書いてあるコーナーがあったりします。
例えば「自分の感性を生かして仕事ができる!」「年間休日128日、充実の福利厚生」「JASDAQ上場企業だから、安定感は抜群!」みたいなやつです。

ここに「あるべきものがなくて、なくてもいいものがあるか」を読み込むのが「違和感ワード法」です。
例えば入っていて当然なのは、福利厚生の良さであったり業界のマイナスイメージを払拭する言葉(例えば営業であれば「飛び込み営業ない」「ノルマなし・ルート営業」みたいなもの)

逆に入っていてヤベーのは「仕事も遊びも全力投球(勝手にするわ)」とか「創業5年まだまだフレッシュで若々しい会社です(ただの自己紹介じゃん)」みたいなやつです。
ちなみにrobinが超絶ブラック菓子メーカーで働いていた時にはこのコーナーに「試食でおいしいお菓子が食べられちゃう」って出てましたね。本文ではゴリゴリの営業募集しているのに「誰目線か謎すぎる」メリットでした。
あまりにも書くことなさすぎると流石の求人のプロたちもなすすべがないようです。

特に近年では「仕事のやり甲斐」よりも「ワークライフバランス重視」の人が増えており、それを転職のプロたちが知らないはずはないので、残業・福利厚生・有給取得率・特別休暇制度等「ワークライフバランス」に考慮した記述がどこにも触れられていない場合は「転職サイトのプロたちが何とか入れられないかと試行錯誤した挙句にどうしても入れられなかった」という裏側のストーリーが透けて見えるので、少し疑って見たほうが良いかもしれませんね!

■企業口コミサイトの注意点を教えちゃる(信憑度45%)

次にブラック見分けとして活用したいのが年収・社風・退職理由などを中心に元社員による口コミ情報を多数掲載している「企業口コミサイト」。
このジャンルでは「カイシャの評判」とか「転職会議」と言ったところが有名どころになるでしょうか。

転職経験がある人ならお世話になったことがある人も多いと思いますが、かく言うrobinも転職を検討していない時期でも趣味のようにここの口コミ情報を読み込んで「この会社相当ブラックかもな」とひとりでほくそ笑んだりしてます(完全にド変態)

これら企業口コミサイトは「過去にその会社で働いていた社員が会社の口コミを書き込む」ことにより、「他社の口コミを閲覧できるようになる」と言ったシステムで成り立っているので、ブラック会社の口コミ欄にはしっかり「ここは完全にブラックです」など「どストレートな口コミ」情報が書き込まれてます。
先ほど紹介した「求人情報サイト」では「裏の顔を想像しながら読み取る」必要があったので、こちらの方が圧倒的に情報収集が楽チンですよね。

ただ、ここで気をつけないといけないことが2点あります。1つ目が「在籍期間」と「職種」の部分です。
社員数人の会社なら別ですが数十人規模以上の会社になると、「営業」「クリエイティブ」「事務」などいくつかの部署に分かれるものです。
ただし企業口コミサイトの場合、どの職種であっても基本的に一括りにされて公開されているため、その内容だけを見て「この会社特別ブラックでもなさそうだなあ」と思っても投稿者の職種が自分が応募検討している職種とは全然違う部署だったりすることがよくあります。

ブラック会社のカテゴリーには「会社丸ごとブラック」以外に「その部署だけブラック」も多数存在するので、そこを理解せずに表面的な情報だけで判断してしまうと「ホワイトと思って入社したら激ブラック」「ブラックと思って敬遠した仕事は実は超ホワイト」といったことにもなりかねないのです。

また、たとえ部署が同じだったとしてもそれが5年以上昔のクチコミだったりするとその情報も信頼性は薄いですね。(その間に労基の監査が入ってホワイトになってたり、トンデモ上司によってブラックになってたりする可能性もありますから!)

このように自分が転職を検討している部署や直近の口コミがなかった場合には、他の口コミサイトに情報をあさりに行くほうがいいかもしれません。正直これらの企業口コミサイトでは同じ人が複数サイトにまたがって登録している場合が多いので、新しい発見は滅多にありませんが、ごくたまに大物が釣れることもありますからね!

企業口コミサイトの情報を精査する中で、でもうひとつ注意が必要なのが、投稿者の人間性や性格に左右されて、同じ現実でも温度差や表現方法の違いが出ちゃうところです。

robinは、とあるブラック会社で発生した反社長クーデターの中で大勢の社員と一斉退職した経験を持つのですが、その後企業口コミサイトに多くの元同僚が書き込みを投稿しているのを目撃しました。(見たら誰が書いたか即わかりです)

でもねアホみたいに(失礼!同志よ)過激に会社批判しているのは2人~3人のみで、他のみんなはボンヤリとブラックをほのめかしている程度、何なら「給与はいい」「業界の知識は得られる」みたいに、ちょいちょいフォロー入れてるんですよね。あんな過激なクーデター起こして社長に退職届叩きつけた会社に対して!!(てっきり炎上してる思ってたわ!)

と、他人事のように言っていますがrobin自身はどう書き込んでだのかというと「労働は長くなりがちだが個人の裁量があり、やりがいはある会社」って感じで「現実を100倍くらい薄めた優しい口コミ」を投稿していました。(弱えぇ・・)

いやこれね、誤解がないように言っておくと「辞めてしばらくすると会社への感謝の気持ちが溢れてきた」とか言ういい話じゃなく、「ブラック会社をやっとやめられた!」という開放感と「これ以上あっち側に手を突っ込んで余計な関わり持たれたくない」という本能的な防衛反応が出ちゃってるだけなんです。
だって社員を廃人にすることに抵抗なくて、ミスのなかった取引先にミス全部押し付けて金取るような会社ですよ。こっちが迂闊な行動とって裁判沙汰とかにされたらたまったもんじゃないですか!だから仕方ないんです、この行動。

このことをrobinは「ブラック口コミの平準化」と呼んでいます。あまりにキツイ現状は事実とはいえ会社を誹謗中傷する内容になるので一定のレベルまで平準化される傾向があるのではないか・・・という仮説です(仮説かい!)
つまり口コミ情報からブラックだということは何となく理解できても、それが「小鬼」レベルか「閻魔大王」レベルかまでは判断できないので「小鬼」に見えても油断しないでね!ってことです。(でも仮説だろ?)

またrobinはこれとは別に自分のせいで会社を辞めざるを得なくなった派遣社員(隣席の同僚の財布を盗む)が会社を逆恨みして、その会社のことを極悪非道のように書き込んでいるのを見つけたこともあります。
ビデオで犯罪確定して自分から逃げるように会社こなくなったハズなのに「濡れ衣」とか言って会社ぐるみの犯罪集団みたいな書き方してて社員一同ドン引きしましたね。

たまにこんな人もいるかもなので、数ある口コミの中で1人だけが「ブラックだ!」と騒いでいるところもあまり信用しなくてもいいかもしれませんね!

【最後に】

以上でrobinの「ちょっとだけ役に立つかもしれない」ブラック会社発見法part①を終わらせていただきます。

人を信じることを忘れていないホワイト会社住人の人たちからすれば、ブラックが骨の髄まで染み込んだrobinの「自分以外は全員泥棒と思え」的な今回の記事はさぞ気を悪くしたでしょうね!申し訳ありません!(僕が悪いんじゃありません!全部全部ブラック会社が悪いんです!→反省ゼロ)

今回の記事の内容はあくまで「情報の生かし方」の1側面を説明したにすぎません。ビジネスであっても勉強であっても、発信者から与えられる情報を受け取るだけでなく、その裏側にあるものや真意を自分なりの解釈をながら読み込むと「新しい発見や気づきに出会えるかもしれない」と言うことを理解することこそがrobinが伝えたかった部分になります。
今回の記事を参考にみなさんも「自分なりの転職サイト活用法」を見つけていただけたらと思います。

それでは今回はこのへんで。
次は「第2回のブラック会社発見法(転職エージェント&面接編)」でお会いしましょう。それでは!