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メンタル対策

辛い職場で、居心地の悪さ・ストレスを改善する方法

皆さんこんにちは。
過労死などを受け国は働き方改革を進めています。今の自分の職場はいかがでしょうか。生活のため、家族のためとは言えストレスを多く抱えていましたら、それは黄色信号です。自分が倒れてしまったら本末転倒であることは間違いないですよね。今回は職場の中で使えるストレスの改善方法をまとめてみました。自分を守ることは周囲を守ることより重要です。ぜひご参考いただき日常に役立ててください。

まずは3つの方法で現状把握をしてみましょう!

ストレスを抱えていることには要因があります。まずは自分の今の状況を整理することで具体的な内容に落とし込むことです。その理由は何が問題なのかを理解しないと解決の糸口が掴めないからです。ストレスは様々なところから受けてストレス過多となります。まずは自分にとって大きなストレスの要因となっている部分の洗い出しをしましょう。
それでは現状を整理する方法について下記にまとめてみました。自分に合った方法で自分の状態をチェックしましょう。

①紙に不満を書く

紙に今の自分が思う不満を全部書きましょう。もちろん些細な内容でも結構です。出せるだけ出しましょう。紙に不満を書くことのメリットは以下の通りです。

『考えの堂々巡りをなくすことができる』

頭で考えているとき、同じ内容が延々とループすることはないでしょうか。紙に落とし込むことで既に考えたことが一目瞭然となり、無駄な時間も体力も使う必要がなくなります。

『書くことで考えを再認識することができる』

頭で考えることより五感を使うと認識する力が強くなります。不満を書きだすことで、その状況を改めて自分に認識させることにより事の重要性を理解しやすくなります。頭で考え、手を動かして、書いた文字を見ることが頭を活性化させるのです。

②人に話す

考えがまとまらずモヤモヤするときもあると思います。そういう時は人に話すことで自分の考え方を整理しましょう。それにより、自分の心が多少ですが軽くすることが出来ます。

【心が軽くなる原理】
人の持つ承認欲求が関与すると考えられております。承認欲求とはすなわち自分を認めて欲しいという欲求のことを指します。認められるということはその場にいても良いということであり、人が狩りの時代からチームで動くにあたって居場所がないことは死を意味します。そのため、今もなお人には承認欲求が備わっているのです。では人に話すことが承認欲求を満たすにどう繋がるのでしょうか。
相手に自分のことを話すことで知ってもらいます。その上で拒否されないということは相手の中で自分の存在を承認されたという意味です。「悩んでいる自分だけど・・・」それでもここに居ても良いと感じれば心が軽くなります。これが人に自分の悩みを話すことで心が軽くなる原理です。

人に話すことのポイントは『相談』ではなく話すことです。話す内容が重複しても良いので思っている不安や不満を口に出しましょう。そして心に余裕が出てきたら、相談相手の意見や考えかたを少しずつ取り入れて視野を広げていきましょう。
補足ですが、話すだけでよければ『相手は誰でも良い』と言う訳ではありません。人に承認されることで心を軽くすることができるため、具体的には周囲の友人や会社関係の人たちですと効果が高いです。もちろん自分の状況を知られたくない人もいるため、その場合は無料の相談センターなどに電話してみましょう。

③国の出しているメンタルセルフケアを実施する

厚生労働省より『5分でできる職場のストレスチェック(http://kokoro.mhlw.go.jp/check/)』のサイトで自分のストレスをチェックすることが出来ます。このチェックをすることで分かることは大まかに3点です。
・ストレスの原因因子について
・ストレスによる心身反応について
・ストレス反応への影響因子について
客観的に自分のことを理解できるもののためオススメです。もちろん無料で実施できます。
自身のセルフケアについても基礎知識を学ぶことができるため、興味があれば是非ご利用ください。

試してみたい具体的な改善方法2点

ここでは行動や考え方によって辛い職場環境を改善できる方法をご紹介します。大事なことは現状を我慢のみで乗り切らないことです。世の中には沢山の選択肢があるため、吟味したうえで納得できる行動をすることが、ストレス軽減の大きな要素となります。

①自分の問題と人の問題を割り切ること

ここでは自分の問題と相手の問題を区切ることについて説明します。
大事なことは、自分の行動によって相手を操作することは出来ないということです。それは自分が行動した結果相手がどのような気持ちになるかは相手次第であり、自分の問題ではないということです。
例えば上司が事ある毎に感情的になるときはないでしょうか。その場合、なるべく被害を受けたくないから相手の顔色を伺いつつ行動するケースは見受けられると思います。
これはかなりストレスになりますよね。
ここでの問題点はもちろん『相手の顔色を伺って行動する』ことです。しかし冒頭で触れたとおり、相手の顔色は相手が決めるため、自分ではどうすることもできません。つまり必要以上に気を配って疲弊してるのは自分だけと捉えられるでしょう。
このようなケースではすなわち『自分のやるべきことをしっかりやる』だけで問題ありません。自分が一生懸命作成した資料を上司が見て怒った場合、それはこっちの知ったことではありません。不足があれば自分の努力不足であり、理不尽な怒りであれば他に対処のしようがあります。
仕事上で大事なことは、自分の仕事を一生懸命やる。それだけで本来は十分なのです。

②コミュニケーションを自分から取る

自分からコミュニケーションを取るということは凄く勇気がいると思いますが、それ以上にリターンも大きいため説明させていただきます。
コミュニケーションを取れば仕事が円滑になりやすいです。例えば仕事中に分からないことがあった際、周囲の人に聞けば解決するような問題も、話しかけ辛い雰囲気でしたら自分で何とかしようとします。その結果何時間もかかってしまうケースは少なくありません。それでは何をしたら良いのか深堀しましょう。
まずは『Give』に徹することです。
人に何かしてもらう前に、まず自分から与えることを続けることが大事です。何かしてもらったら後で返そうというのは人の本能である『返報性』を利用したものになります。逆を言えば、何かしてもらおうだけでは上手く事が回らないということです。アイツはやってもらってばっかりだ!と周囲に思われればより居心地も悪くなります。
「与えるものなんてない」と思う方も多いと思いますが、それについては当たり前なことをすれば問題ありません。それは『挨拶』と『感謝』です。

『挨拶』

実は挨拶も承認欲求を満たす効果があり、声をかけられるということは『自分はその場にいても良い』と思えるのです。効果をより高めるには自分がされて嬉しい挨拶をしましょう。私個人の考えでは、顔をあげて笑顔の挨拶を受ければ自分も自然と笑みが出ます。宜しければ合わせてどうそ。注意してほしいのは相手に伝わる挨拶をしなければ、ただの自己満足で終わってしまう恐れがあります。

『感謝』

感謝には不安やうつ病、ストレス等を軽減させる働きがあることを数々の研究で報告がされております。また精神面だけではなく、肉体面にも影響があると言います。それは感謝することで神経伝達物質『ドーパミン』が放出されることにより快感を得やすくなり、痛みを軽減させるからです。また、アメリカの研究によると人は感謝を感じる行動をされると視床下部が活性化すると報告されています。視床下部は代謝や体温調節、内分泌機能などを調整する生命維持の中核となる部分であり、活性化することで日々肉体的にも健康的になりやすくなります。感謝は自分にも相手にもメリットが豊富なため、コミュニケーションをしていく上で欠かせません。毎日実践していきましょう。

まとめ

いかがでしょうか。今回は辛い職場で、居心地の悪さ・ストレスを改善する方法についてまとめさせていただきました。今回の実践方法はいずれも自分を守るための手段や考え方です。自分自身がケガや病気になってしまってはいけません。健康で毎日過ごしていかなければ生きる楽しみも減っていってしまいます。自分の人生のため、謳歌するには自分の守り方を理解して仕事をしていきましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。