仕事、人間関係のトラブルなど、上手くいかないことがあると精神的にも気が滅入ってしまいますよね。
どうすると沈んだ気持ちから抜け出すことができるのでしょうか。
どうせなら心身ともにいつも健康な状態でいたいと感じるものです。
そんな今回はストレス解消法、気分転換の方法やコツについてご紹介いたします。
効果的なストレス解消法
ストレスが解消でき、気分転換にもなる方法とはどういったものが挙げられるのでしょうか。
1.太陽の光を浴びる
暗い部屋の中にいるなら、ますます気持ちも落ち込んでしまいやすいです。
カーテン開けて太陽の光を浴びるようにしていきましょう。
日の光には身体の中でセロトニンを増やす働きがあります。
このセロトニンは、不安に感じている気持ちを和らげて安定させるなど、ストレスを発散させる上で上手く付き合っていきたいホルモンと言えるでしょう。
日光浴などをしに、わざわざ遠出しなくても大丈夫です。
部屋の中で日の光を浴びるだけでもポジティブな気持ちを抱きやすくなるでしょう。
窓辺に椅子を持ってきて、しばらく日光に当たることで、最初の頃よりも明るい考えが浮かんできやすくなります。
一番良いのは、朝起きた瞬間に太陽の光を浴びるようにすることです。
眠気も覚めて気持ちもシャキッとするように、一日の始まりにも出来るだけ当たるように心がけたいところです。
2.音楽を聴きながら踊ってみる
ウキウキと楽しい音楽を聴くなら気分も良くなります。
歌詞も明るく、元気になれるものを選ぶなら、勇気こそもらえるはずです。
音楽を聴くだけでも幸せホルモンのセロトニンが分泌されます。
プラス身体を動かしていくと、さらに落ち込んだ気持ちを前向きにさせやすくなります。
二つの行動を組み合わせていくのがおすすめです。
「踊るのは初めて」「下手だから踊りたくない」と感じる方でも大丈夫です。
ダンスは楽しく踊ればそれだけで良かったりします。
また、最初は一人で部屋にいるときに踊るようにしてください。
人の目を気にすることもなく、気がつけば自分だけの世界に入り込んでいるはずです。
だんだんとリズミカルな音楽に気持ちも同調していきます。
中には、踊っている中で、悩んでいたものが嘘のように明るい見方に変わる方もいます。
気持ちの良い汗もかくことができるようにダイエットにもなるため、実質一石二鳥な行動とも言えるでしょう。
3.何かに没頭する時間を作る
隙間時間ができてしまうと、つい悩んでいることについて考えを持っていきやすくなります。
時間が経つことに、そのまま考えが膨れ上がってしまう可能性もあるでしょう。
気持ちが落ち込んでいるときこそ、そういった隙間時間を作らないようにすることが大切です。
何でも良いので夢中になれるようなものを見つけるようにしましょう。
もともと好きだと感じている趣味に没頭したり、料理、編み物、パズルなど淡々と出来るようなものに手を出してみても楽しいです。
最初は幅広く夢中になれるものを見つけるようにしてみてください。
「これだ!」と直感でも良いと感じたものは、迷わず行動に移してみたほうが良かったりします。
中には、一生涯かけて行っていける趣味に巡り会うこともあるでしょう。
一人の時間が取れる夜などの隙間時間を活用するのもコツですので、そういったことも覚えておいて損はないです。
4.人と会話をする
自分一人だけで悩んでしまうなら、一つの思考にハマりやすく、悶々とする日々が続きやすくなります。
別な視点を持つためにも、できる限り誰かといる時間をとるようにして下さい。
何について悩んでいるのか吐き出したり、相手にアドバイスを求めるように悩み相談を行ってみても良いでしょう。
それは考えていなかった、目から鱗な答えが返ってくるかもしれません。
「自分もそういうことあったなぁ」と体験談として助言を聞けたりすることも考えられます。
何よりも、一緒にいる相手がポジティブな方だと、その元気のおすそ分けをしてもらいやすいです。
知らずのうちに自分も元気になっていたということが多かったりします。
人との集まりに参加してみたり、気心知れた友人などと会うようにしていきましょう。
5.ポジティブな文章、本に触れる
読書は心の冒険ができます。
気持ちが落ち込んでいるときこそ、明るく、ポジティブになれるような本を読むと、感銘を受けたり良い気分転換になることがあります。
「読み終えた」というスッキリとした達成感も味わえますし「自分も頑張ろう」とした勇気こそもらいやすかったりします。
何よりも文章を読むことに夢中になるなら、悩みを考える隙も与えません。
本を読む気力がないという場合、ネットで調べた明るめの記事を読んでいく方法でも大丈夫です。
検索キーワードに意識的にポジティブなワードを入れていくのがコツです。
注意点として、無意識でも気持ちが暗くなるようなネットサーフィンは行わないことです。
これでは、中々気分転換することはできないので、できるだけ避けるようにしてください。
自分はいつもどんなサイトを見ているか振り返りつつ、ポジティブな文章に触れるように心がけていきましょう。
6.とにかく眠る
睡眠不足気味では良い考えも浮かびにくいです。
イライラしたり、なんとなく気持ちも滅入りやすくなるなどの悪循環を作りやすかったりします。
とにかくぐっすり眠れるような時間を確保できるように心がけてみてください。
そもそも、なかなか眠れないという方は、アロマの香りを楽しんだり、寝る前にあたたかい飲み物を飲んでみるのがおすすめです。
睡眠時間をしっかり確保できると、気持ちも落ち着いてきて、だんだんと前向きな考えが浮かんできやすくなります。
7.ストレスに感じていることをできる範囲の中で手放していく
やはりいつまでもストレスに感じていることが解決しないと、心から休むということが出来ません。
出来る範囲で、一つずつストレスの原因を手放していくことが大切です。
ある人が苦手で気持ちが滅入っている状況なら、これ以上関わらないように距離を置く方向性で考えていきましょう。
仕事がストレスに感じているなら、辞めるという選択肢も頭の隅に入れておいても良かったりします。
一番大切なのはあなたの命です。
死んでしまいたいと追い込まれるくらいなら、いっそ原因になっていることを手放してしまって構いません。
また、一時的にそのストレスの原因と距離を置くという方法もあります。
だんだんと元気が戻ってきてから、大きな決断を下すようにしても良いでしょう。
中には、ストレスを全て手放した自分を想像するだけで、気持ちが楽になるということがあります。
実行に移す前に、一度頭の中に理想像を浮かべても良かったりします。
8.自分のすることを全て肯定していく
無意識のうちに自分自身を否定してはいないでしょうか。
「こんな自分大嫌い」「みんなは上手く出来ているのに…」と考えるようなら、やはり精神的にも落ち込みやすくなります。
あなたは素晴らしい人です。
ここまでストレスと戦ってきて、それも耐え抜いてきたということでとても頑張ってきた人と言えるでしょう。
そんな自分自身を最大限に褒めてみてください。
朝起きることが出来ただけでも「すごい」と思う習慣をつけると、色々と肯定する行動が身についていきます。
一日の中で出来たことをリストにして書いていく方法もわかりやすいです。
どんなに小さなことでも出来たことがあるなら紙にまとめていくようにしましょう。
あとで見返すと達成感も生まれます。
まとめ
心に重荷に感じていることがあるならストレスにもなります。
あなたはこれまでたくさん頑張ってこられました。
とってもとっても偉いです。
まずは自分のことを一番大切にするようにしてください。
元気になれる日が必ずやってきます。
一気に回復しようと思わず、行動するにしても一歩ずつ歩んでいくようにしましょう。
無理は絶対に禁物です。