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非正規社員は辛いよ!40代女性の私が10年務めたわかった苦労話のまとめ

私は現在、フリーのWEBライターとして活動しています。ここでは非正規社員だった時代の悩みや家庭でショックを受けたことをお話します。そして、絶望的な毎日を救ってくれたコブクロの歌について書きました。

〇非正規社員は落ち着かない
私は50代の主婦で、40代から10年間非正規で派遣社員と臨時職員をしていました。なぜ非正規社員になったかというと、事務系で正社員にはなれなかったからです。介護職や販売でしたら40代で正社員の道もありますが、事務系は絶望的です。非正規というと、給料が安いイメージですがもっとストレスが溜まることがあります。

それは、仕事が長期間できないことです。派遣社員の仕事の期間は決まっていて、私が登録している会社では長くても1年でした。もちろん更新される場合もあるのですが、これがはっきりとわかりません。若いときはいろいろな会社を渡れるという面もあるかもしれませんが、40代になるとどうしても紹介案件が減ってきます。これは景気にも左右されて、現在は人出不足なので少しはよくなっているのかもしれません。私が勤めていたころは、20代前半の女性も臨時職員として勤務していました。収入の予想がつかないことは、すごくいやなことです。昔は主婦になる前にちょっと働いて退職する女性が多かったので、特別問題にならなかったでしょうね。今は、共働きしないとやっていけない時代です。

〇正社員は手放してはいけない
看護師さんとか薬剤師さんとか、特別な資格がない限り正社員は手放してはいけないと思います。もう2度と同じ条件の会社に戻ることが、できません。私が最初に勤務したのはもう30年くらい前なので、育児休業が気楽にとれるという感じではなかったです。いまでも結婚したり出産すると続けにくいという会社は多いでしょうね。

〇職場の人間関係のストレス
私が働いた派遣先で多いのが、公務員の仕事です。市役所・県庁・法務局・税務署での勤務です。法務局と税務署は、パートです。法務局と税務署は短期ということもあり、勤めやすいと思います。市役所は、現在派遣ではな直接雇用の非正規が増えました。なぜ公務員がよかったかというと、土日に休めて残業がないのでいいと思いました。いろいろな課に、配属されました。年齢が高い男性が多い課は、私一人が女性で働きやすかったです。派遣社員が多い課は、いろいろなトラブルがありました。お昼休みには、一緒に働いている人の悪口大会になることもありました。何が気に入らないのかわかりませんが、「おはよう」と言っても無視する人がいて、怖くなりました。私はみんなより仕事が遅かったので、ばかにされました。

〇お休みの過ごし方が違う
人間関係がまあまあでも、経済面でかなりの差があることを実感することがあります。県庁に勤めていたころに、ゴールデンウィーク前に正職員の方は、旅行の話をよくしていました。家族で、ディズニーランドに行く人も多いです。そんな中、20代の若い女性が、部屋の片づけをすると話していました。自分のことではないですが、ショックでしたね。今は、正職員の女性のほうが、結婚のチャンスも広がるのです。

〇家庭でのストレス
心地がよくない仕事でしたが、子供の学費のために一生懸命続けました。仕事の時間は正職員の人と同じ8時30分から17時15分です。帰宅してから休む暇もなく、夕食の支度をして終わったら洗い物をします。そして、専業主婦時代には考えられなかったことも起こりました。夫がゴルフやパチンコで、多額のお金を使い始めたのです。夫は2交代勤務なので、昼間家にいるときに寂しかったのでしょう。カードローンの請求書がきたときには、目の前が真っ暗になりました。私が一生懸命やっていることが、無駄になっていると思いました。離婚も頭に浮かんだのですが、経済力のない私は我慢するしかなかったです。それから、私が風邪をひいても、家事をやってくれないのもつらかったですね。結婚して子供が小さいときは、二人で協力していたし経済的に苦しくても笑顔があったような気がします。職場も家庭も、私の居場所はなくてどうしたらいいかわからない状態が続きました。

〇絶望的な状況を救ってくれたのがコブクロの歌
絶望的になっていた私を救ってくれたのが、コブクロの歌です。最初に聴いたのはデビュー曲ではなくて、テレビのドラマで流れてた桜です。桜を聴くとなぜか、絶対いいことがあると思えるようになったのです。それから、ネットでコブクロの歌を調べて、過去のいろいろな曲を聴きました。本当にどん底で悩んでいる人にとっては、元気が出る曲ばかりです。一番好きになったのが、「Fragile mind」です。開けるはずない道でも、どこかわずかな光が漏れてるというフレーズを聴いたときは、涙が出ました。

〇SNSで交流
コブクロの曲が大好きになり、ライブに行きたくなったのですぐにファンクラブに入りました。それからすぐに、広島のサウンドマリーナという野外ライブに行きました。二人の生の声に感動して、同じ年に香川のライブにも参加しました。あれから、10年以上になりますが毎年ライブには参加しています。ありがたいことに、いつもアリーナの前の席がとれています。ファンクラブや、SNSのオフ会にも参加して楽しいときを過ごしています。いろいろトラブルがあった夫ですが、一緒にライブに参加しています。ほんとうに、コブクロが私の人生を変えてくれたと思います。いつも元気でいたいと思うのは、コブクロのライブにずっと行きたいからです。車いすの人を受け入れてくれる会場もあるし、寝たきりで見たという方もいます。今真剣に考えているのは、体重を減らすことです。体重が増えることで、生活習慣病を避けたいのです。健康でいたいのは、すべてコブクロの曲を聴きたいのです。

〇仕事のこと
つらかった非正規時代がありましたが、今は在宅でWEBライターの仕事をしています。この在宅の仕事も、精神的にとても救われました。派遣時代のような、人間関係のストレスはありません。クライアントの方とメールで打ち合わせがありますが、基本的には個人事業主で、一人で仕事をしています。家で仕事ができるので、買い物にもゆっくりと行けます。仕事時間や休みは、自分で決められるので助かっています。特別に収入がいいとは言えませんが、出ていくお金が少ないので貯金ができています。子供たちも大きくなって、手がかからなくなりました。フリーの仕事は、サラリーマンと違って定年がないので体が元気なら、いつまでもできます。私が書いた文章が誰かの役に立っていると思うと、とてもうれしいです。

〇お金は大事
私の絶望的な心を救ってくれたのは、コブクロです。しかしやっぱり経済的な不安は、ほんとうにストレスが減ります。なので、これからの女性は、仕事をやめないでほしいと思います。結婚や子育てにはお金がかかるし、大事です。もちろん、浪費家でない夫を選ぶことも、もっと大事ですね。恋愛で結婚した時は、相手のことが見えていませんが一緒に生活するといろいろと見えてきます。そのときに、自分が仕事ができるかどうかは自由を選べるかどうかの差になります。今の若い人が、結婚に消極的になっているのは自然なことです。コブクロのことは、これからもずっと応援していきます。ライブは笑顔いっぱいになれる、私にとって最高の時間です。