皆さんこんにちは。
今回は人生に後悔させないための転職活動について、秘訣やコツをお教えしようと思います。この記事を読むことで『人生に後悔させないための転職活動』を学ぶことが出来ますので、ぜひご参考いただければと思います。
今の日本の就職について
最初に今の日本の就職と雇用の状況について整理しましょう。
最近では景気も良くなり新卒の採用率が年々良くなっていることをご存知でしょうか。また第二新卒と呼ばれる中途採用についても同様に転職活動が盛んにおこなわれております。また、NECや富士通など大手の会社では45歳以上を対象に早期退職を促していることが報道されておりますよね。以上のことから読み解くと、日本は会社の構造改革の時期にあるということが分かるのではないでしょうか。次世代の人員を増やしつつ、スキルを持つ人を会社に残して次につなげる動きが見えてきますよね。また、トヨタの社長から「終身雇用は難しい」という発言から察するに、今後は今以上に人の動きが激しくなりそうです。日本のNo.1企業であるトヨタが言う程のため、、思っている以上に事態は深刻と捉えていいでしょう。
特に求められやすい人材
これからの日本に求められる人材は『次世代につなげられる人』です。理由は会社を存続させるためには人員の確保とスキルの継承が不可欠です。そのため以下の人材に当てはまれば転職しやすいです。
①20代の若手
若いというだけで今の時代は重宝されます。理由は将来性が高いためスキルがなくても熱意があれば問題ないとしている企業も多いです。特に20代であれば仕事に対する習得のスピードも早いため、転職後1~2年頑張れば仕事に慣れてくるでしょう。大手、中小企業問わず若者は募集されるため、動き出すならば早いうちが良いです。
②即戦力の中堅
スキルと実績を兼ねそろえていれば即戦力として転職しやすいです。一定の経験が重宝されるため、求められる企業と巡り合う努力は必要となります。しかしながら自分の得意分野でないと勝負は出来ないため、現状の職種によっては新しい業界への挑戦は難しいことをご留意ください。
①と②は特に転職に有利なだけであって、当てはまらないから転職出来ないという意味ではございません。企業にとって求める人材は様々なため、多くの企業をリサーチすることも転職をする上で重要な点です。
転職活動する前にするべきこと
転職活動をする前にやるべきことは『なぜ転職したいか』を明確化することです。漠然と今の会社から外に出たところで同じような理由で転職する可能性は高いでしょう。理由は目的を解消していないと転職そのものに意味がなくなってしまうからです。
転職したい理由を明確化にする
転職したいと思うのであればその理由は具体的な内容にまで落とし込む必要があります。それは抽象的な内容ほど目的がぼんやりして、やる気が上がらないからです。特に転職をした後にやる気がなくなれば、今の会社に迷惑をかけることは目に見えております。中途で入る場合周囲の目も厳しい可能性が高いため、やる気がなければリストラの可能性すら示唆されるので注意が必要です。
それでは転職の目的を明確化にする方法について掘り下げていきましょう。
例えばdodaの転職の理由ランキング(2017年4月~2018年3月)が以下の通りです。
1位:他にやりたい仕事がある。
2位:会社の将来に不安がある。
3位:給与に不満がある。
4位:残高が多い、休日が少ない
5位:専門知識・技術を習得したい
仮にあなたが1位の『他にやりたい仕事がある。』だったとしましょう。この理由だけでは転職後でも苦労する可能性は高いです。ここで大事なのでは『なぜ?』を理由に問いかけることです。
なぜ他にやりたい仕事がある?
→今の仕事では『成長』が感じられずにいるため、時間がもったいない。
なぜ今の仕事では成長できない?
→やることが一定のため新しいことに挑戦できないから。何度も提案したけれど「まだ早い」と言われるだけで終わってしまうため、ここの場で頑張ろうと思う気が起きない。
ではどんな仕事なら成長できる?どんな自分になりたい?
→社会的に独立した自分でいたい。すなわち自分で稼げるようになりたいためスキルが欲しい。特に今後はAIや自動運転などIT系はどんどん伸びると予想しているため、自分もそっちの分野で挑戦してみたい。具体的には個人でプログラミングが出来るレベルにもっていきたいから、初心者でもプログラミングやらせてくれる会社に転職を希望する。
このようにこれ以上具体的に出来ないくらいまで落とし込むこそ、今後の動きが具体的になるため効率が良くなります。何のために転職をするのか、何のために頑張るのかは自身と時間をかけて協議することを強くオススメします。
現状の仕事の『不満』によって転職を考えてる人へ
今の会社に居続ることによって不満がストレスになる方も多いと思います。ストレスを慢性的に受けることにより自律神経が乱れ、病気になる恐れも少なくありません。そのような場合は転職も一つの打開策ですが、その場合もすぐに転職活動をする前にやるべきことがあります。それは現状の不満を知ることです。
現状の不満を知る方法は以下の通りです。
①紙にひたすら『不満』を書きましょう。
②不満の内容を自分で解決できるもの、できないものに分けましょう。
③不満が解消できないものについて、自分の人生にどれだけ影響を及ぼすかを考えましょう。
大事なのは③です。自分ではどうすることも出来ない問題があるため、それを洗いざらいにして今の自分の状況を把握しましょう。現状を維持することで体に高負荷をかけ続けることに繋がるのであれば、それは転職を視野にいれて良いでしょう。
自分で解決できるものが沢山ある状態で転職した場合、同じような問題が転職先でも起きる可能性があるため注意が必要です。理由はその問題に対して自分も問題の要因になる恐れがあるからです。